2024年夏季パリオリンピックの日本代表
女子レスリング53キロ級に出場する
藤波朱理選手ですが、
オリンピック出場までの道のりは
父親の存在も大きかったようです。
その父と兄は元レスリング選手という
レスリング一家に育った藤波朱理選手ですが
試合の連勝記録も凄いことになっていました。
藤波朱理の父親は元レスリング選手
藤波朱理選手がレスリングで
パリオリンピックに出場できたのは
幼少期からレスリングを長年指導してきた
父親の存在が欠かせないようです。
その、藤波朱理選手の父親は藤波俊一さんです
藤波俊一さんは元レスリング選手だったのです
【父・藤波俊一さんが現役時代】
レスリング時代は国体で3度優勝
ソウル五輪の日本代表候補だったようで惜しいところまで
いっていたのですがオリンピック経験はないようです
【父・藤波俊一さんが現役引退後の職業】
三重県にある三重県立いなべ総合学園高校の教員兼レスリング部の監督
ジュニアクラブを設立、レスリングの育成にも力をいれていたそうです
その後、父親の俊一さんは、藤波朱理選手の将来の可能性を信じ
自らの職業さえも娘を優先した生活を送ることになるのです
藤波朱理選手の父・俊一さんが娘のためにした行動
- 日体大の女子レスリングコーチ(現在は藤波朱理選手が在籍中)
- 試合のセコンドに就けるため→レスリング日本代表のコーチになっている
- 日本体育協会公認レスリング指導員としても認定されている
- 教員を辞めて藤波選手と上京
- 食事管理の徹底のため日体大近くの2LDKのアパートで二人暮らしを始める
このように、父親の俊一さんは、娘の藤波朱理選手の将来、世界へ挑戦の為に
あらゆることをサポートする立場になったようです。
パリオリンピックの出場も信じていたからの行動なのでしょうね
藤波朱理選手への父の教育方針
藤波朱理選手の父親・俊一さんの教育方針は
子供の将来性も考えてのこともあるようです
レスリングも無理やりやらせた訳ではなかったようなのです
藤波選手のお兄さんがレスリングをやられていて、
練習場に一緒に連れて行くうちに藤波朱理選手が自らやりたいと申し出たそう
それから藤波選手のレスリング人生がはじまりました
レスリングという競技は世界各国でやられていることもあり
藤波選手には将来的にも国際試合などを見据えたのでしょうか
レスリングと英語を子供の時から習わせていたそうです。
子供の時からレスリングと英語を習わせていました。
自分も引率で海外に行く機会があるけれど、現地での英語の重要性を痛感します。
コミュニケーションがとれなければ、もったいないじゃないですか。世界選手権に行く前に
英語の先生に問答のレクチャーをしっかり受けていました。
引用元:NumberWeb
藤波朱理の兄は元レスリング選手
藤波朱理選手のお兄さんは、元レスリング選手で
藤波勇飛(ふじなみ ゆうひ)さんです
2017年の世界選手権のフリースタイル74キロ級の銅メダリスト
中学時代から選手権で優勝したり
高校時代でも大会で数多く優勝を果たしています
ここでは、父親がいる
三重県立いなべ総合学園高校に進学されていて
父親が指導している「いなべレスリングクラブ」にも通っていました
藤波勇飛さんは、現在は総合格闘家に転身されています
藤波朱理は連勝記録中で吉田沙保里越え!
藤波朱理選手は小学3年生から全国少年少女選手権を4連覇しています
しかし、ずっと勝っていたわけではなく
中学生になったら負けることもあったとのことで
負けて悔しがった娘を見て父親の俊一さんも決意したようです
本人が強くなりたいと思ってやってくれないと強くできない。
頼まれて強くしてやりたいと本気で思った
引用元:毎日新聞
負けず嫌いな性格もあるのでしょうか?
それから、さらに強くなっていき
ついには…
藤波朱理選手の連勝記録が凄いことになっていました
中学2年生から国内外問わず、
レスリング女子53キロ級で負けなしの
なんと133連勝中だというのです!
藤波選手は現在20歳という若さで圧倒的強さ!
この連勝記録まさに最強ですね
最強といえば、
レスリング界の霊長類最強ともいわれた
吉田沙保里さんが119連勝されていたのですのが
その記録を超える記録を更新中なのです
ちなみに吉田沙保里さんは
レスリング女子55キロ級で出場されていました
連勝は119勝でストップしましたが、これは
ワールドカップの団体戦で判定負けをしたからであって
個人戦では206連勝(※一時期53キロ級の時もあり)
伊調馨さんは189連勝と
藤波選手はこの記録をたった6年余りで更新しているので
まだ若い年齢ですので吉田沙保里さんの個人の記録を
あと数年で塗り替えそうな勢いですね。
藤波朱理の強さの秘訣は?
藤波朱理選手の連勝記録更新中ということですが・・・
Q、この強さの秘訣みたいなものはあったりするのでしょうか?
とにかく負けず嫌いな性格が一番にありそうです
父親がコーチということもあり、練習は並み外れた量だったとのことで
父親に負けたくない一心で与えられた練習をこなされていたようです。
昔からマットでの実践練習が多くて。反復練習とか、嫌になるくらい父にやらされて。
「なんで、こんないこと毎日やらなあかんのや」って。出されたメニューに対して、
「手を抜いたら自分の負けや」と思ってたので」
「出されたメニューに対して、手を抜いたら悔しいじゃないですか。自分の中で負けなんですよ
それが、今に生きているなと感じる」
引用元:テレ朝
負けたくない一心でここまでできるのは凄いですね
藤波朱理選手の「朱理距離」なるものがあった
メディアのインタビューで話されていた内容で
明らかになっているのですが
自分でしかわからない相手との距離間で
相手の状況などがわかるそうなのです。
タックルも低い姿勢でぶつかるそうです
脚をとらせない
カウンター攻撃で逆にポイントを奪う
カウンターを恐れて攻めてこない
藤波朱理選手でしかわからない「間合い」みたいなものがあるのでしょうね
レスリングという競技は一瞬のスキを狙っていくことが多いので
この「朱理距離」なるものを武器として連勝記録も更新されているようですね
藤波朱理のプロフィール
藤波 朱理(ふじなみ あかり)
生年月日:2003年11月1日(2024年現在 20歳)
出身地:三重県四日市市
身長:164cm
体重:53キロ
中学:四日市市立西朝明中学校
高校:三重県立いなべ総合学園高等学校
大学:日本体育大学(在学中)
レスリング開始年齢:4歳(父と兄の影響でレスリングを始める)